親子をとりもつロケンロー
名古屋の元ロックバー店主(37)が新旧の類似したアルバムを 約2枚ほど取り上げて比較・紹介してみます。
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"Black" vs. "Block"


ウチを出る前に借りていたDVDを観た。”WATTSTAX""。

公民権運動真っ只中に起きたワッツ暴動。それから7年
後の1972年。いったい黒人社会は何が変わったのか。
STAXレーベル所属アーティストによる「黒いウッドストック」。

暴動。キング牧師の素晴らしい演説。キング牧師へのテ
ロ行為。ウェザーマンは爆弾をしかけ、マルコムXはムス
リムへ接近する。

公民権を勝ち得たと言っても、このドキュメンタリーDVD
に描かれているとおり、黒人は差別にさらされている。仕
事がない。食えない。だから盗む。複雑なのは黒人への
黒人による差別、いわゆるマイノリティ同士の差別もある
んだってこと。このDVDでは「おれは兄貴からオレが黒人
だってことを教わった」の一節で少し触れている。この場
合は家族内の問題なので少し質が違うと思うけど。

白人の影響下で暮らすうち、白人の服を着て、白人の食
べ物を食べ、白人様式の家に住む。大きいのはキリスト
教の影響だ。彼らの多くがイエスの復活を信じた。しかし
、思うのはイエスの存在を信じ、神によって創造されたこ
の世の中ってのを信じるってことは、決して白人化、また
は欧米化されたってことではなく、神の下に人として生き
ることを決意したということなんだということ。映像の中に
黒いイエスが出てくるが、あれは極端な表現だ。キリスト
教の宗派とかまで話しちゃうとキリがないのでそれはなし。

ゴスペル。登場人物の一人の黒人は言う。「教会なんて
ものに行ったこともあったが、黒人コミュニティの教会に
行って驚いたぜ。牧師の後ろにバンドがいてよ、それで
説教するんだぜ!とにかく俺たちは最高の気分を味わっ
たんだ。」
そして教会でのゴスペルのシーンもあるが、これはもう教
会の中に彼らのふるさと、アフリカがある。反復のリズムで
トランス状態に陥る女性にはアメリカもアフリカもアミニズ
ムもキリスト教もない。神が降りてきている。

ふー。やっとコンサートの話にいこっと。

一番ウケたのはルーファス・トーマス。かっこがかわいい
!さすがにコメディアンでもある彼だ。スタンドにいた観
衆がグラウンドになだれこんで踊り狂う。しかし、混乱には
見えない。みながひとつになっている。ま、ルーファスは
得意の話術でみなをスタンドにもどすんだけど。

バーケイズ。このころのバーケイズがこんなにかっこいい
なんて知らなかった。"SOUL FINGER"と少しの70年代半
ばから後半のデスコ時代しか知らなくて。最高。

70年代初頭のアメリカ黒人のリアルな状況を知るにも、音
楽を知るにも最適な一枚と思うな。
ちなみに、R1に出たら優勝候補だな、ってやつがいるん
で見てみて。あいつはおもろい。たぶんDVDの中で一番
時間を割かれているのではないだろか、あいつのために。

"BLOCK PARTY"はまだ観ていないのでレビュー書けません。
でもミシェル・ゴンドリー。こないだの映画も見逃したし。
絶対観よう。

とにかく、"I AM SOMEBODY !" ってことで。

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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

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